異物誤食
今回は異物についてのお話です。この1週間で3件の異物誤食の犬・猫が来院しました。異物は時に命を奪う可能性がありますので決して軽く考えてはなりません。もちろん動物ですので仕方ない場合はありますが飼い主さんが気をつけられることはぜひ気をつけましょう。
今回当院の異物の例をご紹介します。犬2頭はそれぞれ果物の種・サランラップの誤食、猫1頭はひも状異物の誤食でした。治療として吐かせることができる種やラップは無事吐かせることができました。長い1メートルにもおよぶひも状異物は手術にて摘出しました。今回は3頭とも無事命にかかわることはありませんでしたが命を脅かすことがあることをぜひおぼえておいて下さい。
★ポイント
①動物の届く範囲に食べ物を置いておかない。
②ゴミ箱はなるべくふたつきのものを使用する。できれば動物がいない部屋にゴミ箱を置く。
③おもちゃ類は遊び終わったら動物の届かない場所に片づける。
④ビニール袋、ひも、ボタン、薬、観葉植物など動物が食べる可能性があるものは全て動物の届かない場所に置く。
*異物を食べる癖がある子は繰り返すことがほとんどなので皆さん注意してくださいね!!